2016年8月31日水曜日

2016.08.27 土橋 正 『仕事文具』

書名 仕事文具
著者 土橋 正
発行所 東洋経済新報社
発行年月日 2016.04.21
価格(税別) 1,500円

● 仕事で使う文具を,ありったけではないけれども,けっこう網羅的に紹介している。おそらくビジネスマンが通常使っているのは,職種を問わず,この本で紹介されている文具たちの数パーセントではあるまいか。
 なぜかと申せば,会社の支給品で間に合わせている人たちが大半だと思うので。

● 逆に,ほとんどのビジネスマンがノート代わり,メモ帳代わりに使っているであろうけれども,この本では紹介されていないものもある。それは何かといえば,A4コピー用紙だ。

● ぼくが使ったことがあるもので,この本で紹介されているのは次の6つだけだった。

 ポストイット スリム見出しミニ(3M)。1,000枚で240円と3M製品の中ではきわだって安い。読書のとき目印代わりに貼っておくのに便利。
 ただ,糊の付いていない部分が短いので,取り回しに若干の難がある。

 透明スリム見出し(3M)。これも読書のときの目印用。ポップアップ式で使いやすい。ただし,1回使っただけで,ダイソーの44×7㎜(180枚)のポップアップ式フィルム付箋に替えた。同じ枚数で使い勝手もほぼ同じ,それでもって値段は3分の1以下なのだから。

 ジークエンス360°ノート(ゼニス・エンタープライズ)。miniサイズを1冊使った。紙質はいいし,堅牢だ。中紙の枚数は100枚をはるかに超える。ファンが多いはずだと思う。
 が,ぼくは1冊使っただけで気がすんだ。108円のダイスキンに戻った。

 カバーノートSYSTEMIC(コクヨ)。本書で紹介されているのは,A5のリングノートタイプ。ぼくが持っているのは,A6の綴じノートタイプのやつ。
 痒いところを見事に掻いてくれる製品であることは,使わなくてもわかる。で,まだ使ってないんだよね。

 プレスマン(プラチナ万年筆)。昔からあまりに有名な0.9㎜芯のシャープペン。ビシバシと使っていこうと思って,2本買った。安いしね(216円)。
 速く書きたい,長時間使う,のであればこれは定番中の定番。自分もそうするであろうと思ったんだけどねぇ。そんな自分は実在しなかったのでありました。

 トラディオ・プラマン(ぺんてる)。和田哲哉 『文房具を楽しく使う 筆記具篇』にこのペンはモレスキンにピッタリなのだと紹介されていた。
 フォトエッセイストのカマタスエコさんはご愛用のモールスキン・ノートにはぺんてる株式会社の「トラディオ・プラマン」のインクがぴったりであると私に教えてくださいました。なるほどこのペンならクッキリとした筆跡にもかかわらず,モールスキン特有の裏写りのほとんどない,快適な筆記が実現しました。
 裏写りするという点では藁半紙に迫るのではないかと思われるモレスキン。そのモレスキンで裏写りしないというのが本当ならば,トラディオ・プラマンにはそれだけで存在理由がある。
 が,実際に使ってみると,これはにわかに信じがたい。かつてのモレスキンはそうだったということか。

● ひとつだけ,本文から転載。
 大半はデジタル化されているが,紙にしたほうが便利というシチュエーションはまだまだある。私の場合でいえば,未完成の資料や原稿は必ず紙にプリントアウトする。未完成でまだ手を加えるものは,「つかみどころ」のある紙にしたほうがコントロールしやすい。(p106)

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