2016年5月20日金曜日

2016.05.20 中谷彰宏 『ホテルで朝食を食べる人はうまくいく』

書名 ホテルで朝食を食べる人はうまくいく
著者 中谷彰宏
発行所 秀和システム
発行年月日 2016.01.15
価格(税別) 1,300円

● ホテルの使い方の指南書。副題は「一流の大人のホテル道」。

● ホテルで朝食を食べる人はうまくいくのかどうかは知らないけれど,ホテルで朝食を食べないとうまくいかないと思うのは愚の骨頂だろうね。

● 以下に転載。
 本を集めているのは,図書館です。文化を集めているのが,ホテルです。(p5)
 ホテルに愛される人は,カウンターにもたれないで立っている人です。(中略)それぐらいホテルマンは姿勢で判断します。(p24)
 VIP扱いをしたくない人ほど,VIP扱いを求めます。VIP扱いをしたい人ほど,VIP扱いを求めません。(p31)
 クラスは,収入で分かれているのではありません。マナーで,分かれているのです。(p39)
 ホテルは,人間と人間のハダカのぶつかり合いの場です。単にお客様とサービスマンという関係ではないのです。(p41)
 「会釈をしたり,『行ってらっしゃい』と言うのは,お客ではなくホテルの人がすることだ」と言う人は,ホテルの使い方がヘタな人です。(p48)
 ホテルマンと仲よくなるためには,とにかく会話量を増やすことです。(中略)部屋に着くと,部屋の使い方を説明してくれます。ところが,ほとんどの男性は「説明は大丈夫です」と言ってしまいます。(中略)相手の手間数を増やしてはいけないという遠慮があるのです。(p50)
 ミラクルなサービスは,常連のお客様だから起こせるのです。ホテル側がそのお客様の好みをわかっているから,できるのです。(p55)
 ホテルマンに間違われるようになったら一人前です。(p57)
 頼みごとのやりとりで,人間的なつながりが生まれてきます。これが「仲よくなる」ということです。日本人は頼みごとが苦手です。氷を持って来てほしい時も,自分でとりに行ってしまいます。(p62)
 「いろいろなホテルに泊まってみたほうがいいんじゃないですか」と言う人がいます。それよりは,1つのホテルでいろいろな部屋に泊まったほうがいいのです。(中略)部屋を値段で決めないことです。1つの部屋に泊まって,そのホテルを判断しないことです。(p80)
 ホテルは,演劇空間なのです。お客様が「こういうことをしたいんだ」と言うと,脚本家・演出家・役者・照明係・音楽,すべてのスタッフがそろうのがホテルです。(p90)
 欧米人は狩猟民族なので,常に移動しています。そこでの信用は,泊まっているホテルで決まります。(p95)
 ホテルは,自分の一番いいスーツ,一番いい服,一番いい姿勢で行くことです。ホテルマンは,お客様を差別はしませんが,服装と姿勢で区別します。(p97)
 ホテルにお金をかけたほうがいいのは,つき合う人が変わるからです。その人がうまくいくかどうかは,つき合う人によって決まります。(中略)安いホテルに泊まると,安いランクの人になります。高いホテルに泊まると,高いランクの人たちと出会えます。(p99)
 うまくいかない人は,安いホテルの高い部屋に泊まります。うまくいく人は,高いホテルの安い部屋に泊まります。(中略)ホテル代の大半は,スタッフの人件費です。安いホテルは,安い人件費のホテルマンが働いています。(p101)
 パブリックスペースにいると,出会いがあります。ホテルマンと雑談することもあれば,閉じこもらないオシャレなゲストと出会うこともできるのです。(p103)
 ホテルにとって本当のお客様は,朝ごはんを食べに来ている人です。この裏返しで,いいホテルの見きわめ方は,朝食が充実していることです。(p116)
 ホテルの朝食を食べる時は,必ずネクタイ・ジャケットを着用します。目がショボショボの時は,目薬を差して,シャキッとして行きます。外国のホテルでは,特にそうです。(p118)
 高い部屋に泊まっている人で,散らかっていることはありません。部屋を片づけていると,やがては高い部屋に泊まれるようになっていくのです。(p142)
 ダメなホテルは,インカムを使っているホテルです。インカムを使っていると,人間が動かなくなるのです。(p157)
 庶民は貴族のような人に会うことはできません。ホテルマンは間接的に貴族からマナーを学んでいます。ホテルに行くと,庶民もホテルマンから貴族のマナーを学べるのです。(p177)
 ダサいお客様はゴキブリと同じで,どこにでもいます。それに対して自分は勝ったと思わないことです。成長せずに,自分がダサいお客様のランクへ下がります。(p188)
 パックツァーの料金はピンからキリまであります。キリはできるだけ選ばないほうがいいです。料理や宿が違うだけではありません。一番違うのは,同行者です。キリのツァーに集まる人は,「安いツァーに参加する人」なのです。(p202)
 AホテルとBホテルは知り合いです。情報がツーカーなので,お互いに昨日の売上げまで知っています。そのため業界紙が成り立ちません。(中略)1つのホテルに嫌われると,世界中のホテルに嫌われます。(p207)

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