2016年3月31日木曜日

2016.03.19 堀江貴文責任編集 『堀江貴文という生き方』

書名 堀江貴文という生き方
責任編集 堀江貴文
発行所 宝島社
発行年月日 2016.04.12
価格(税別) 920円

● 今をときめく何人かの一人が堀江貴文さんであることに異を立てる人はいないだろう。ライブドアの不正経理の嫌疑で東京拘置所に収監されたとき,これで終わりだと誰もが思った。
 ところがどっこい。見事な復活。そこに彼の強さを見て,自分もそうなりたいと思う人は多いはずだ。
 が,そういう人たちは「フワッとした人」(本書に出てくる言葉)で,つまるところ何もできない人たちでもあるんだろうな。

● 以下にいくつか(というのは多すぎるのだが)転載。
 中1のとき,パソコンに出会った。パソコンに関しては完全にリミッターが外れた。許されるなら24時間,触っていたかった。(中略)徹底的に,好きなことを好きなだけ,何も考えず,遊び尽くすことだ。そうすれば遊びの向こうにある,新しい何かを見つけられることを,私は早い段階で学んでいた。(p13)
 メンタルがしっかり整っていない人は,親や先生に「遊んでばかりいてはダメだ!」と言われると,従ってしまう。私は親にも先生にも一切,従わない。(中略)私の楽しい時間を邪魔する,邪悪な連中だと思っていた。バカにしている部分もあった。偉そうに言うけれど,俺の方が頭がいいんだから,バカは黙っていろと思っていた。(p14)
 最低限のベーシックな知識を国民みんなが教養として学ばなければ,格差や貧困など,日本社会の深刻な問題を根っこから解決するのは難しい。そのベーシックな知識は,大学に行かずとも読書や,インターネットの良質な情報を浴びることで身につくというのが,私の意見だ。(中略)簡単な時代だ。みんな,インターネットの有用な活用が全然できていない。(p30)
 スマホがひとつ手元にあるだけで,人生を劇的に変える情報がいくらでも集まる世界に,私たちは生きている(p31)
 「人からどう思われたって,別に大したことじゃないよね」という耐性を持った人は,どこに行っても強い。ハートの強さというか,我が道を平気で進める耐性は,経験がつけてくれるのだ。(p35)
 あるニュース番組に梶田(隆章)さんが出演されたとき,「あなたの研究をどうやって社会に活かしますか?」という質問があった。呆れてしまった・・・・・・サイエンスの本質が,まるでわかっていない質問だ。ニュートリノはサービス商品ではないのだ。(中略)質問力が低い。教養と知識が足りないから,つまらない質問しかできず,本質を学ぶところに行き着けない。(p36)
 TwitterやFacebookなどSNSを活用して,アウトプットを繰り返していれば,多用な情報が集まるから質問力は自然に上がる。だけど多くの人は,SNSさえも満足にやろうとしない。(p37)
 私としては『嫌われる勇気』一冊を読めば,マインドは一気に変わると思ったのだが。あれだけわかりやすく他人に振り回されず成功できるメソッドを説いた本がベストセラーになっても,世の雰囲気は変わらなかった。(p37)
 芸能人の多くの頭の古くささは何だろうか? 役者は役者のことだけを考えられたら幸せで,演じる以外の仕事はなるべくしたくない,役者としてテレビにたくさん出られるようになりたい・・・・・・みたいな。(p38)
 プライドも邪魔していると思う。一度はテレビの第一線で活躍していたというプライドが,自分の可能性を小さくしている。(p38)
 思いつきに価値はないのだ。思いついたことを,形にした人が本当に評価される。(p38)
 私が人と少しだけ違うところがあるとすれば,「折れない」ことだ。(中略)たくさん叱られたし,批判もされたけど,気にしなかった。「人はいろいろ言うけれど,そのうち飽きる」「他人は自分になんか興味ない」ということが,わかっていた。事実そうだったし,今でも変わらない。(p42)
 後年,電通の部下は小谷に,「今は広告もイベントもやり方が決まってしまって,つまらない。時代の過渡期に,真っ白なキャンパスに思い通りに絵が描けた,小谷さんの若い頃がうらやましくて仕方ありません」というようなことをグチった。 すると小谷は部下の目を真っ直ぐ見て,「いまも昔も関係ない。いつだって時代は過渡期だし,キャンパスは真っ白なんだよ」と答えたという。(p43)
 いくらでもチャンスはある。キャンパスは余白だらけなのだ。余白が見えないのだとしたら,適正な情報に触れていないか,マインドセットがかかっているだけだ。(p48)
 仕事でも趣味でも「○○にハマっています!」という人がいるけれど,聞いてみたら全然ダメだ。(中略)家族とか日常生活とか,頭からきれいさっぱりなくなるまで,何かにハマりきる経験を多くの人はしていないと思う。日曜など休日に家族サービスを優先して,やりたいことをやらない人もいるけれど,私には理解できない。(p44)
 会いたい欲をかきたてられるような優秀な人はたいてい,著書やSNSなどで,情報を発信している。彼らは伝え方がうまい。思考やビジネスメソッドを,シンプルにまとめて,誰でも読めるようにしてくれている。だから別に会いに行かなくても,それらを読めば事足りる。(p50)
 突き抜けたノリの人に共通しているのは,昔話をしないことだ。常に,今の瞬間を楽しみ尽くし,新しいことに目を向けている。(p52)
 人生を時価換算して考えれば,大学を4年かけて卒業して,その辺の一般企業に勤めるほど,効率の悪いことはないとわかるはずだ。(p56)
 なくなったお金は,潔く諦めよう。今ある財産を,どのように活用していくか。いかにして変わっていけるか。どうせ悩むなら,損した分でくよくよするより,取ることのできる選択肢のなかで,悩んでいこう。(中略)人はなくなったものばかり意識してしまいがちだ。しかしなくなったものは,所詮は過去。過ぎ去ったものに価値はないし,取りもどすこともできない。時価換算上では価値ゼロだ。(p57)
 2枚1000円で売っている,ユニクロのパンツでもいい。自分の身に着けるものを,自分の感性で選ぶという思考の機会を失ってはいけない。(p62)
 「楽しい」で稼いでいる人たちのほとんどは,才能に恵まれているわけではない。楽しさと仕事をいかに結びつけていくか,思考を止めず試行錯誤して,自分たちのやり方を見つけ出した。(p65)
 できないものをできないと断る人より,やれそうもないことを引き受けて,やってしまった人の方が信用されるのが,ビジネスの世界だ。(p68)
 毎日更新するのは大事だよね。それもある意味で趣味の延長が仕事になるってことだし。(p88)
 失敗をしないために打席数を少なくして打率を上げるのではなくて,打率は低いけど打席数に多く立って板法が絶対にいい。(p95)
 みんな失敗したときのイメージとか記憶を持ちすぎているんだよ。(p95)

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