2016年1月31日日曜日

2016.01.31 長谷川慶太郎 『今世紀は日本が世界を牽引する』

書名 今世紀は日本が世界を牽引する
著者 長谷川慶太郎
発行所 悟空出版
発行年月日 2016.01.27
価格(税別) 1,400円

● 長谷川さんのものの見方の特徴は,アメリカという国の意思決定の様式に対する信頼と,現在の日本の政治リーダーである安倍総理に対する評価にある。
 特に,安倍総理に対しては全幅の信頼を置いているように思われる。他国の大統領や首相と比べても,安倍総理は傑出していると考えているようだ。

● もうひとつは,日米以外の国(つまり,欧州と中国,ロシア)に対する徹底的な悲観。韓国もそうだ。未来はないと切って捨てる。
 そうした中国や韓国に対して,日本はどうすべきか。何もするな,という。何もしないのが最善の策だ。

● 以下にいくつか転載。
 日本は毅然として中国が設立を目指すAIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加を見合わせたが,イギリスを皮切りに欧州諸国が参加を表明すると,「このままでは日本は遅れを取ってしまう。日本もAIIBに参加すべきだ」と主張する国内メディアも現れる始末だった。(p1)
 EU諸国の経済衰退と混乱も著しい。もはや過去の栄光で生きているといってもいい状態で,経済成長を促す新たな成長エンジンを生み出せる活力などとうの昔に失っている。(p7)
 財閥は目先の,自分たちが儲かる事業にしか投資をしない。そのため,韓国の産業の幅は極めて限られてしまっている。その一方で他の企業が新しく事業を始めようとしても,財閥の力に押しつぶされてしまう。それでは新しいビジネスモデルは創出できない。(p110)
 そんな両班文化が根強く残っているせいか,韓国には「モノづくりの精神」がない。日本人は何代も続く職人や商店をリスペクトするが,韓国人はまったくリスペクトしない。(中略) 一握りの両班が多くの民衆から生産の果実を収奪するような文化の中では,本当の意味での文化の継承は起こらない。働かない人が威張り,汗を流す人を馬鹿にする社会に,工夫と努力を積み重ねて,よりよい生活を追求していこうというムーブメントは起きてこないのだ。(p116)
 日本は1億2000万を超える人口と,そのほとんどが中流階級という恵まれた環境があったため,海外における戦略が疎かになるという面があった。「日本で売れてナンボ」という感覚で,国内シェアを争うことばかりに目が向いていたのだ。 その結果,激化していく国際規模での競争に,あっという間に乗り遅れてしまった。(p222)
 援助したのにそれがその国の国民に知らされることもなく,妬みや怨みを買うという愚は二度と犯してはならない。日本は,これまでの中国に対するODAや韓国に対する援助がすべて無駄となり,反日攻撃が延々と続いていることを肝に銘じるべきなのである。(p247)

0 件のコメント:

コメントを投稿