2016年1月4日月曜日

2016.01.03 中山真敬 『グーグル携帯〈Android〉最強活用術』

書名 グーグル携帯〈Android〉最強活用術
著者 中山真敬
発行所 朝日新聞出版
発行年月日 2010.07.30
価格(税別) 1,400円

● docomoとソフトバンクの「W-CDMA」方式に対して,auは「CDMA2000」方式。ゆえに「auでiPhoneが使える可能性はないのだ」という文章が出てくる。そうだった,そういうことが言われていた。
 日本ではまだガラケーが主流で,スマートフォンのシェア1位は,iPhoneでもAndroidでもなく,ブラックベリーだった。
 ずいぶん,昔のことのような気がするけれども,本書はわずか5年前の出版。この分野の5年前は,ひと時代前ってことになるのだね。

● ガラケーに比べると,スマホはとにかくバッテリーがもたない。そうだった。基本,今もそうなんだけど,ずいぶん改善はされたように思う。
 バッテリーをできるだけ長くもたせるために,Wi-Fiをオフにすること,メールやツイッターの自動チェック機能をオフにすることが提唱されている。

● しかし,この時点ですでに,今できることは同じようにできるようになっていた。SNSもあって,スマホ用のアプリも出ていた。
 「そのとき面白いと思ったことでも,後になるとつまらないことに思えてしまうことは多い。その場,その場で,思いついたことを気軽に公開するには,これらのサービスをモバイルで使うのが便利なのだ」(p115)という文章が出てくる。
 後につまらないと思えてしまうようなことは公開するな,ではなく,思いついたときに,その場で公開してしまったほうがいいという価値観なのだね。

● 「ブログやツイッターなどは,人間の表現欲求を満たすものだといわれる。間違いではないが,そう説明されても,あまり魅力を感じない人は多いだろう。私から言わせれば,これらのサービスは,表現することが楽しいのではなく,自分が書いたことを受けて他の人が返してくれる反応がうれしいのだ」(p115)とも説かれているが,ぼくはそうは思っていない。
 表現欲求が満たされることが肝であって,他の人の反応はあってもいいけれど,なくたって構わない。ないから淋しいとかつまらないとかっていうのは,ぼくの場合はない。

● 書いたあと,自分のパソコンのハードディスクに保存するか,ネットにあげるか。他の人からの反応はなくてもいいというなら,ネットにあげるまでもないのではないか。
 そうではない。誰かに読まれるかもしれない状態に置くこと。自分ひとりで囲いこまないこと。それが,表現欲求が満たされるか否かに関わるのだな。

● ともあれ,5年前のこの種の本を読んでも,あまり(あるいは,ほとんど)役に立つことはないようだ。そういう時代があったということを確認できること以外には。

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