2015年11月16日月曜日

2015.11.09 佐々木かをり 『自分を予約する手帳術』

書名 自分を予約する手帳術
著者 佐々木かをり
発行所 ダイヤモンド社
発行年月日 2011.11.04
価格(税別) 1,200円

● 『ミリオネーゼの手帳術』,『佐々木かをりの手帳術』に続く著者の手帳術3冊目。週間バーチカルを普及させた推進力のひとつになった。

● 著者のアクションプランナーは,しかし,かなりとんがった手帳のように思われる。超整理手帳と双璧をなすのではないか。
 著者の手帳術の肝は次のようなもの。
 計画とは,課された仕事や他人との約束だけでなく,自分のやりたいことも含まれる。すべてを同じ一本のタイムラインの上に書くことで,遊びまでも計画できると言っているのだ。やらなければならないことだけを書くのではなく,自分のやりたいことも書く。自分がどんなふうに時間を過ごしたいのかを,まるごと,見えるようにしていく,ということだ。(p65)
● メモもTodoリストもない。すべてを時間軸の上に置いていく。これは,怠け者にはできない芸当だ。
 はっきりしない予定,いつかできたらいいいなという願望のようなもの,そうしたものはたくさんあるだろう。それらをも時間軸に置くためのノウハウは開陳されているんだけど,なかなか大変だと思った。
 むしろ,時間軸を一切無視して,Todoリストだけで仕事や家事を処理していくのもありなのではないかと思う。

● 以下にいくつか転載。
 自らが貢献することから,すべてが始まることを理解しておいてほしい。(中略) 自分が幸せだと,自分を機能させることができる。自分が機能すれば,周囲に役立つということであり,存在意義が実感できる。さらに幸せ体験が増える。(中略)だから,いつも自分自身が一番機能する状態にしておくのが,一人ひとりの責任なのである。(p41)
 誰とも約束をしていない,空いているように見える時間こそが,自分の財産で,幸福度を上げる源だ。(p67)
 この手帳の中に,書ける限り,私は多様なことに取り組むことができる。さまざまな挑戦をすることができる。この手帳に書き入れる隙間がないときは,どんなに頑張っても時間が取れないということ。(p77)
 会社内で,皆が共有しているスケジューラーはどうだろう。私は,このソフトこそが,社員の生産性を落としている原因だと信じている。人間は会議室ではない。(中略)人が「work」する(機能する・役立つ)ためには,心と頭が意欲的でなければならないはずだ。 自分の意志とは関係なく,スケジューラー上で時間が空いているからと,会議を入れられてしまう。これでは,その会議に対してのモチベーションは上がりづらいだろう。(p171)
 私は「バタバタ」という言葉は使わない。「時間に追われる」とも言わない。意味がないうえに,自らが無計画で慌てているように聞こえる単語を発すると,自分が本当にそんな人になってしまうからだ。(p173)

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