2015年7月21日火曜日

2015.07.18 宮田珠己 『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』

書名 日本全国もっと津々うりゃうりゃ
著者 宮田珠己
発行所 廣済堂出版
発行年月日 2013.08.25
価格(税別) 1,500円

● 本書ではいくつかのキーワードが登場する。箱庭,異界感,迷路といった言葉だ。こういうものに著者は惹かれるのだ,と。

● 前著に比べるとスラスラと読めた。理由はわからない。

● 以下にふたつほど転載。
 旅行者によくある問題として,有名な刊行スポットに行くと,あらかじめざっくりした中身を知っているがために,現地ではその事前知識を確認しにいくだけの旅になってしまうジレンマがある。だが,そういう場所も,見るべきポイントを押さえようと思って見物するから面白くないので,見るべきものにはこだわらず,自分の見たいものを素直に見れば,面白いはずである。(p13)
 それはつまりこういうことだ。神社仏閣への参道のような,信仰に関する階段は上ってみたいが,単に物理的に高いところへたどりつくためだけの階段は却下だと。 なぜ宗教的な階段はオッケーかというと,そのような階段は高いところにたどりつくだけでなく,異界への道でもあるからである。(p148)

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