2015年6月5日金曜日

2015.06.02 奥野宣之 『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』

書名 新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方
著者 奥野宣之
発行所 青春新書プレイブックス
発行年月日 2012.10.20
価格(税別) 1,000円

● 2009年に出た『だから,新書を読みなさい』の改訂版。この本も読んでいるが,内容はすっかり忘れている。

● 以下にいくつか転載。
 僕たち一般人が,必要以上にたくさんの情報に触れて,いったいどうなるというのだろう。 情報に触れる時間をこれ以上増やすのではなく,情報をシャットアウトして自分の頭で考える時間を増やしていく。そのために情報量をあえて絞る必要がある。(p20)
 相場の世界には「人の行く 裏に道あり 花の山」という格言があるそうだ。みんなと同じことをしていては勝てない。大勝ちするためには,みんなと逆の相場を張れということらしい。ビジネスパーソンの情報戦略も,基本的にこれと同じ「逆張り」でいくべきだと僕は思う。(中略) ごく少数の超ベストセラーを除けば,書籍というのは全然「マス」なメディアではない。だから普通に書店売りの本をチェックして読んでいくことが,十分インプットの逆張りになる(p33)
 ビジネスマンが仕事で学んだことをビジネス書に書いて,それを読んだビジネスマンが仕事に生かし,その成功体験をビジネス書に書いて・・・・・・。極端なことをいえば,こういう「堂々めぐり」「劣化コピー」の構造がビジネス書にはある。 すると当然ながら,新しいものは生まれにくい。「八〇対二〇の法則」などは一〇〇回くらいみたような気がする(p64)
 ビジネス書は,著者も読者も,極端にいえば同じ世界観に従って生きている。簡単にいえば,スーツの人が書いてスーツの人が読んでいるわけだ。世間には割烹着の人も白衣の人もパンツ一丁の人もいるというのに。(p69)
 「朝まで生テレビ」を徹夜して見たことがある人はわかるだろうが,まともに「討論」を成立させ,なんらかの有意義な着地点を見つけるのは至難の業だ。 ところが,本をうまく選ぶと,互いの意見に影響されないテキストだけを足がかりに,議論を進めることだってできるわけだ。 (中略)頭の中で本同士が議論するようになってくる。こうなればしめたものだ。(p134)
 手を動かさずに「ただ考える」というのは不可能に近い。(中略) つまり,考えるには,「足がかりになる情報」だけでなく「手を動かす時間」がいるのだ。(p158)
● 「自分の考え」を作るために本を読むって,ぼくはしたことがなかったように思う。思うっていうか,なかった。たぶん,一度も。
 楽しみのために読むか,教科書や参考書のように憶えるために読むか。そのどちらかしかしたことがない。
 が,それらから知らず知らず影響を受けて,自分の考えというか,モノの見方,枠組みができてきたようだ。

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