2015年5月20日水曜日

2015.05.11 みっちゃん先生 『「自分ほめ」の魔法』

書名 「自分ほめ」の魔法
著者 みっちゃん先生
発行所 PHP
発行年月日 2013.05.27
価格(税別) 1,200円

● 著者は思春期には引きこもりだった。ウツも経験している。ぼくの身内にも長く引きこもり,不登校を続けて,今なお予後が思わしくないのがいるので,何だか身につまされる思いで読んだ。
 もっとも,著者とぼくの身内との間には,ひとつだけ決定的と思われる違いがあるんだけれど。

● この種のものは,読了したら地元の図書館のリサイクルコーナーへ持っていくのを常としているんだけれども,上のような理由で,この本は手元に残しておくことにした。

● 以下にいくつか転載。
 私の中にも「明るさ」や「無邪気さ」,そして「喜び」は,ちゃんとあったのです。いまでも,このときのことを思い出すと,私はなんだか泣けてきてしまうのです。(p37)
 私の心の中には,「どうせ,途中であきらめるんだろう?」とうすら笑いを浮かべている,もう一人のはすっぱな私がいるのです。それは,たびたび私の心の中を占領しては,前に進もうとする力を奪っていくのです。(中略) そんな私に,最後にやってきた感情が「静かなあきらめ」。(p42)
 ここでポイントになるのがね・・・・・・,行動を始めると,最初の“神さまからのお試し試験”が必ずあるんだよってこと。(中略) 神さまは『仕事をしたい!』っていう,みっちゃんの気持ちが本気かどうか,試すような試験を出してくるの。たとえ,どんなに履歴書が戻ってきたとしても,みっちゃんがそのことで不機嫌にならないで,自分をほめながらニコニコして続けていたら,それは『マル』なんだよ。(中略)答案用紙に花マルがつけば,必ず何らかのサプライズが起こって,みっちゃんの願いが叶うようになってるの。(p52)
 実は多くの人が,そこで行動することをやめちゃうんだよ。『やっぱり,私には無理なんだ・・・・・・』と思ってね,あきらめちゃうの。でも,そこが成功する人と,成功できない人の違いなんだよ。(中略) なぜだか,わかるかい? (成功する人は)『自分は,最後には絶対に成功する!』って信じているからだよ。成功できない人は(中略)『結局,自分はできないんだ!』っていう気持ちのほうが強いからだよ。(p56)
 自慢話をする人って,人からほめてもらいたくてしようがないから,もう待てないんだよ。(p97)
 理想を何度も言い続けていると,現実が後からついてくるの。オレは,いつもそうしてきたんだよ。いま現実に起きていることなんか,実は,どうでもいいの。どんなにイヤな人が現れても,オレが『あの人って,いい人なんだよ。あの人って,えらいんだよ』って言い続けていると,現実がオレに従ってくるの。(p109)
 こういうチャンスが来たときに,言っちゃいけないのが,『私にできるかしら・・・・・・』っていう言葉なんだよ。『私が・・・・・・』『私が・・・・・・』って,できない理由を探すのが,オレに言わせると『我』なんだよ。人助けで大事なことは,『我』を捨てることなの。変に遠慮したり,必要以上に謙遜したりするのも『我』なんだよ。(p116)
 人はね,自分のために力を出そうとしても,本当の『底力』って,出ないものなの。人のために力を出そうとしたときに,その人が持っている「最高の力」が出るようになっているんだよ。人を助けるために,自分の全力を出すことを,『志を高くする』って言うの。(p117)
 今回のように,みっちゃんがやったことに対して,お金を払ってくれるという話がきたときはね・・・・・・。絶対に『いりません』なんて,言っちゃダメなんだよ、(中略)『いりません』って言っていると,なぜかお金って先細りになって,だんだん入ってこなくなっちゃうんだよ。そういうお金の法則があるの。(p121)
 野菜っていうのはね,こうやって単品で調理したほうが,絶対に美味しいんだよ。キャベツにはキャベツの・・・・・・,もやしにはもやしの・・・・・・,その野菜独自の『うまみ』っていうのがあるんだよ。それぞれの野菜が持って生まれた個性がある。それが『神さまの味』なの。(p126)
 人間も同じなんだよ。(中略)どれも比較はできないの。オレは,ひとりずつ,その人が生まれ持った個性を生かすように教えていくのが好きなの。みんな一緒に,ごちゃ混ぜにして,教えていくのは好きじゃないの。(p127)
 昔の私のような「ダメダメモードの人間」に,根気強くものを教えて,導いていく・・・・・・というのは,どれほど大変だったことでしょう。でも,一人さんは一度も,大変そうなそぶりを見せたことはありませんでした。私を落ち込ませるような言葉を言ったこともありません。いつも楽しそうに,幸せそうにしながら・・・・・・。(p178)

0 件のコメント:

コメントを投稿