2015年3月7日土曜日

2015.03.06 藤巻幸夫 『ビジネスパーソンの街歩き学入門』

書名 ビジネスパーソンの街歩き学入門
著者 藤巻幸夫
発行所 ヴィレッジブックス
発行年月日 2010.12.10
価格(税別) 1,200円

● 街を歩くといっても,ただ道路を歩けばいいというわけではない。気になるお店があったら入ってみるのだし,美術館があったら立ち寄ってみるのだ。
 レストランや食堂やホテルも同様だ。街にあるものをそっくり自分のフィールドにせよと説いている。

● となると,文字どおりに街を歩くのでなければならない。田舎じゃダメだ。極端な田舎ならまた別かもしれないけれども,普通の田舎をいくら歩いても仕方がない。
 そこには,セレクトショップも駅ビルも美術館もレストランもホテルもないだろうから。
 極端にいうと(極端に言わなくてもか),東京じゃないとダメだ。

● 以下にいくつか転載。
 僕が美術館を訪れる一番の目的は,感性を磨くためだ。文化や芸術を鑑賞することは,確実に感性を刺激してくれる。重要なのは「ふらっと行く」こと。もちろん,興味がある展覧会に行くのもいいが,それでは,「自分の興味のあるもの」の範囲でしか発見はない。(p27)
 街を歩いていて感じるのは,“いいもの・売れるもの”とは,「デザイン+品質=100%」を満たしているものだということだ。(中略)値段をリーズナブルにするために品質を下げる場合,例えば品質を30%程度にするのであれば,デザインが50%のままでは100%に満たない。(中略)デザインを70%にまで引き上げないと,「安かろう,悪かろう」な商品に見えてしまう。(p48)
 定番であるモノ,年齢に関わらずお洒落な人ほど,実は少しずつマイナーチェンジをしていると思う。だからこそ,いつの時代も,素敵に見える。(p55)
 服装や持ち物など,その人が身につけているものには必ず理由がある。こだわっている人にはこだわる理由が,こだわらない人にはこだわらない理由があるのだ。だから僕はその人が着ている服,持っているモノ,話し方,考え方から,その人の特徴を「発見」して,そこからさらに相手に対して自分なりに仮説を立てる。そして仮説を立てたら,それを相手に伝える。(p125)
 例えば,まずは美術館に行ってみる。展覧会で絵画や写真を見て,そこで自分が何を感じているのかを感じてみる。作者の意図なんて後から知ればいい。頭で考える以上に,感じること。それを続けることだ。続けていないと,審美眼は養われない。(p143)

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