2015年1月14日水曜日

2015.01.13 斎藤一人 『地球は「行動の星」だから,動かないと何も始まらないんだよ。』

書名 地球は「行動の星」だから,動かないと何も始まらないんだよ。
著者 斎藤一人
発行所 サンマーク出版
発行年月日 2015.01.10
価格(税別) 1,600円

● 人生論,生き方論,あるいは人生哲学,どんな呼び方でもいいと思うけれども,斎藤一人さんが説くところは,明快でわかりやすくて,元気をくれる。
 それがいっときのもので終わってしまうのは,こちら側(読み手)の問題。

● この本のテーマは,まず行動しなさい,それで巧くいかなかったら改良しなさい,それでもうまくいかなかったらさらに改良しなさい,に集約される。

● それをそれを右から左から,上から下から,さまざまに語っている。
 相手が強くて負けることはないの。自分が弱くて負けるんです。それで,そういうときは自分を改良すればいいんだよ。(p21)
 行ったことが間違っていたら,また改良すればいいんだよ。たったそれだけなんです。それができる人は仕事においても,人生においても,魂の成長においても必ず成功します。(p77)
 「願えばかなう」わけじゃありません。願ったことを行動に移したからこそ,夢はかなうんです。その行動も,ただ同じことをくり返すだけじゃだめなの。うまくいかなかったら改良する。その,「何回も改良を加え続けること」が真の行動なんです。(p88)
 失敗というのはたんなる“道すがら”なの。うまくいかなかった体験をしただけなんだよね。それで,成功とは失敗しないことをいうのではありません。失敗から学んで進む先に成功はあるんです。そしてその旅路の途中でも改良して,改良して,成功に向かって進み続ける人を成功者と言うんです。(p110)
 「自分はこうだから」とか「ああだから」と言い訳する人って,それをやりたくないから,いろんな理由をつけてやらないだけなんだよ。やったらおもしろいんです。そのおもしろさを知らないから行動しようとしないの。(p117)
 「おまえは言われたことしかしない」って怒るより,「おまえは言われたことをちゃんとやって偉いね」ってほめてあげたほうが人は成長します。結局,他人の行動を変えることはできません。変えたいと思うなら,まずは自分の行動を変えるしかないんです。ヤル気のない部下を持ったら,これは相手の問題じゃなくて,自分の修行なんだと思って行動する。(中略)どうやったら「ヤル気を出してくれる」ようになるか改良する。そうやって改良していると,まずあなたが成長し,その部下が縁のある人なら一緒に成長します。(p119)
 私は「目標の立て方」や「上手な行動計画」なんて一度も考えたことがありません。コツがあるとすれば,とにかく改良することのおもしろさを知ることです。(p120)
 行動も障害があったから「あきらめます」じゃないの。障害があったらよければいいんです。私たちは柔軟な考えを生み出すことができます。私たちの知恵は鉱物のように硬く,変化しないものではありません。(p122)
 普通の人の二倍成功している人のエネルギーが,普通の人の二倍も大きいかというと,そうではありません。人のエネルギーの大きさというのは,だれでも“似たり寄ったり”なんです。(中略)思いに対して圧をかけると,それだけエネルギーは高くなります。夢や目標に対して,どれだけ集中して行動できるかが大切です。(p130)
 いいかい? 前に山があってこの山がどうしても邪魔だって言うんだったら,ただ考えているよりスコップ持ってきて,少しでも山を削りな。それで,本気になって削っているうちにいろんなアイデアが出てくるし,知恵もでてくるの。(p150)
● 目標の立て方なんて考えてこともないと言いながら,次のようにも言っている。これ,かなり大事なことだと思う。
 普通の人がうまくいかないのは,目標の立て方がヘタクソだからなんです。すぐに「一億円を手に入れる目標」を立てるんだよね。そして,「ああ,無理だ」って思っちゃう。いきなり一億円じゃなくて,まずは一〇〇万円単位にすればいいんです。一億円貯めたいのなら,一〇〇万円を一〇〇個貯めればいいと考えるんだよ。(p14)
 小さくても成功を続けていると,「成功した」「成功した」・・・・・・っていう達成感が脳にどんどん「成功」として擦り込まれて,自信に変わっていきます。すると「願いはかなうんだ」ということが潜在意識に入ります。(p15)
● お金について。発想が豊かじゃないとダメだよ,ということ。
 私自身,「苦しいときのために今のうちにお金を貯めておかなくては」という発想がないんです。もちろん,お金を貯めるのが悪いと言っているのではありません。ただ,貧しい発想をしながら豊かになろうとするのは無理だから。言っていることが貧しいと豊かにはなれません。(p28)
 お金儲けができない人って,お金がエネルギーだっていうことを知らない人が多いよね。お金はエネルギーです。エネルギーっていうのは無尽蔵にあるんです。(p132)
 それとお金儲けができない人って,お金儲けが大変なことで,そんなに簡単に儲からないって思っているんです。「お金儲けは,そんなに大変なことじゃない」とか「この世は豊かなんだ」と思っている人には,豊かな発想が出てきます。(p132)
● 何度も言われていることだけれども,他人は変えられないってこと。たとえ自分の子であっても。変えられるのは自分だけなのだから,まず自分を変えろ(改良しろ)。
 家族というグループは,だれか一人でも魂が向上して波動が変わると,同じように変わるようになっています。それを,自分を変えようとしないで子どもを変えようとするから,「それは間違いですよ」ということを知らせるために,つらいことが続くんだよね。(p62)
 人は,学ぶだけ学んだら必ずやめます。それを無理矢理やめさせると,またやるの。なぜかっていうと,人はわかるまで学びたいんだよ。(p87)
● あと,あれかなぁ,一人さんに話を聞いてほしい,相談したいっていう人が増えていて,やんなっちゃてるのかね。
 多くの人が勘違いしているのは,ひとりさんの話を聞いてしあわせになった気がするっていうけど,それで確かにあなたはしあわせになったのかもしれません。でも,それは私が蒔いたものなので,それを刈り取るのは私なんです。それを他の人が刈り取ることはできないんです。だから,しばらくしたらふたたび落ち込んで,「また聞かせてください」ってくるんだよね。しかし,(中略)自分で種を蒔くことをしないと,何も刈れません。(p30)
 人の魂を成長させるために問題は出てきたんだからね。私から答えを聞くために出てきたんじゃないんだよ。(中略)成功したかったら,「ひとりさんに,その方法を教えてもらおう」じゃなくて,「ひとりさんだったらどうするだろう」って考えることです。(中略)「ひとりさんだったらどうするだろう」という種を自分で蒔かないと,それが実ることはありません。(p56)
● ほかにも,いくつか転載。
 「夢」が「目標」に変わっていくこと。そこが大きなポイントなんです。するとね,「三〇〇円ずつだと,一生貯まらないなぁ」と最初は思っていても,そのうち夢のほうから,こちらに近づいてきてくれるからね。おもしろいでしょ。夢のほうが実現に向かって動き始めるの。(p10)
 人間とは際限のない創造物なんです。確かに会社が大きくなってつぶれた会社はあるけど,それは大きくなったからつぶれたんじゃないんです。間違ったことをしたからつぶれたんです。(p38)
 テレビを観るときでも,NHKにチャンネルを合わせるとNHKの電波を受信します。いろんな電波が飛び交っていても,それと同じ微弱な周波数を出すだけで,そのチャンネルにつながることができるのです。(p125)
 私たちの無意識には莫大な情報があります。人はそこにつながることができるのです。言い換えれば,人は「思ったことを起こせる力」があるのです。その思うこととは,どんな言葉を使うかです。(p127)
● 終わりに,次の言葉が出てくる。
   絶対なる肯定
   絶対なる積極
 中村天風さんと同じ(かどうかは,ぼくにはわからないわけだけど)境地。天風さんはその境地に至るための修法を体系化している。クンバハカとか観念更改だとか。
 斎藤一人さんのは,もっと易行で,言葉だけでいいことになっている。易しい方がいいやなぁ。

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