2014年12月27日土曜日

2014.12.24 和田秀樹 『世界一騙されやすい日本人』

書名 世界一騙されやすい日本人
著者 和田秀樹
発行所 ブックマン社
発行年月日 2014.12.11
価格(税別) 1,100円

● 副題は「演技性パーソナリティ時代の到来」。それに日本人は慣れていないと指摘。佐村河内守さんや小保方晴子さんが具体例として登場するけれども,主にはマスコミが批判の対象。
 実際,ぼくらはマスコミを通してしか社会を見ていないという気がする。一番いいのは新聞を読まない,テレビを見ないということだと思うんだけど,GoogleやYahooのニュースも提供元は新聞社が多いから,マスコミが発信するものを一切遮断するのは,ほぼ不可能。
 メディアリテラシーを上げていくしかないんだろうね。その肝は,(マスコミを)バカにしつつサラッと見る,ということですか。

● 「一億総カモ化」という言葉も印象に残った。

● 以下にいくつか転載。
 私自身も現在,教授の肩書きを持っているが,「教授」という肩書きほど,世間の印象と実態の違うものはあまり存在しない。(p94)
 現役の研究者が賞を取ると,資金が集まりやすくなり,より研究を進めることができる。(中略)一線を引いてからノーベル賞を取った人は,暇な分,何かと余計なことをするように思う。その背景にはノーベル賞受賞者というのは,その専門外の分野でもすごい能力を発揮するはずだ,と考える日本人の単細胞ぶりが影響している。(p99)
 詐欺師にひっかかるのは馬鹿な人というよりも,心配性の人なのだと思う。(p103)
 詐欺師にとって一番騙しやすいのは,「白か黒かをすぐにはっきりとつけたがる人」である。(p106)
 一見すると頑固者に見える人間ほど,一度信じると暴走しやすい。(p109)
 「あらゆる情報は,発信者にとって都合の良いものに加工されている」という認識を持つことが必要だ。(中略)基本,政府の流す情報はみな〈大本営発表〉だと思っていたほうがいい。(p114)

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