2014年12月10日水曜日

2014.12.07 マイケル・ホワイト 『ジョン・レノン』

書名 ジョン・レノン
著者 マイケル・ホワイト
訳者 乾 侑美子
発行所 偕成社
発行年月日 1999.04.01
価格(税別) 2,000円

● 偕成社の世界の作曲家伝記シリーズ。ここまではクラシック音楽の作曲家だったけれど,ここから先はそれ以外のきら星のごときスターを取りあげている。
 ぼくにはまったく無知な分野なので,小学生向けの伝記といえども,読むのに少々手こずるところがあった。

● これを読んで感じたのは,ビートルズが活躍した期間は意外に短かったこと。ビートルズの4人が他に比べて傑出していたわけではなかったらしいということ。
 自分たちだけで成し遂げたんじゃなくて,いくつかの出会いがあって,彼らの助けがあって,結果的に音楽史に残るグループになったんだということ。
 天の時,という言葉を思いだした。

● いくつか転載。
 ジョンは,ビートルマニアの熱狂ぶりに,だんだんうんざりしてきた。ビートルズは,自分たち自身の成功の犠牲になっている,本当の自分というものを持たない,ただの「かわいい四人のモップ頭たち」なのだった。(p93)
 ジョン・レノンは,休むということができない性格だった。いつも,次の目標,より上の栄光を求めていた。ゆっくりすわって過去の栄光を楽しむ,などというのはがまんできない。このとき(映画『ヘルプ!』の撮影時)ジョンがぶつかっていた問題は,単純なものだった。ジョンの見るかぎり,自分は成功し,すべてをやってのけ,挑戦しようにも次の目標がないのだ。(p103)

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