2014年10月28日火曜日

2014.10.28 茂木健一郎 『茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法』

書名 茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法
著者 茂木健一郎
発行所 かんき出版
発行年月日 2014.04.21
価格(税別) 1,300円

● 著者がいくつも出している人生論風エッセイの一冊。既刊本との重複も多い。
 が,面白いので,つい読んでしまう。本の読み方はそれでいいのだと思う。論文を書こうとして参考文献を読んでいるんじゃないんだから。

● 以下にいくつか転載。
 幸せとは脳が生み出すイリュージョン,つまりは幻想です。だから,脳が喜びときめく言葉を送りつづけていると,脳内で「幸せ」というイリュージョンが生み出され,実際に幸せを感じられるようになる。(p8)
 今を生きるということを私なりに解釈すると,「目の前のことに夢中になる」ということになるのですが,結局はこればいちばん時間の使い方がうまいといえます。(p67)
 科学者であっても,スピリチュアルなことに興味を持ってもいいと思うのです。つまりは,自分の考えに整合性をとろうとすると窮屈になるということです。(p129)
 人は何かに縛られてしまうと,結局は損をしてしまうことがよくあります。なぜなら,「らしさ」というのは,ときに自分自身に不必要なまでの制約をつくってしまうことがあるからです。(p133)
 やりがいのある仕事ができている人と,そうでない人を分けているのは,結局のところ仕事から逃げているか,それとも仕事にうまく逃げ込んでいるかという姿勢の違いだと思っています。仕事から逃げるのではなく,仕事に逃げ込むほうが自由になれるということです。(p142)
 教養を身につけるというのは,誰もが知りえないことを知るということに魅力があります。そしてそのためには,入り口を見つけ出して源流までだとりつけるかどうかが重要なのです。(p234)
 なぜ貯蓄ばかりするのでしょうか。それは,「安全基地」をつくろうとしているからです。しかし安全基地というのは,あくまでも外の世界に向かってチャレンジしてくためにあるというのが,本来の目的でなければなりません。安定志向の人がつくる安全基地というのは,ニセモノの安全基地です。だから安全基地として機能することはありません。(p239)

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