2014年9月30日火曜日

2014.09.28 大住 力 『ディズニーの現場力』

書名 ディズニーの現場力
著者 大住 力
発行所 かんき出版
発行年月日 2013.12.20
価格(税別) 1,300円

● よく言われるホウレンソウ。これを忠実にやってちゃダメだろと思ってた。ことあるごとに報告して連絡して,わからなければ相談するんだから,自分で考える余地がない。つまり,そんなことをしてたんでは,いつまで経っても力がつかない。
 数学の問題集を開いて,自分で解き始める前に巻末の解答を見るようなもんだもんな。

● ホウレンソウのいけないところは,ミスを許さない風潮が組織を染めあげていまうことだ。何で相談しなかったんだ,何で連絡しなかったんだ,と。
 ああ,イヤだ,イヤだ。これが強固な閉塞感を作る。会社が面白くなくなる。ウツが増えているとすれば,その理由のひとつはホウレンソウの励行がまかり通っていることにあるだろう。

● 特に新入社員なんか,致命的なミスなんてやりたくたってできないんだから,新入社員だからと見られているうちに,スキーでいえば転ぶ訓練をやっておかないと。
 どうもそれを許さない雰囲気があるかなぁ。だから,ミスしちゃいけないと最初から足がすくむ。
 これ,新入社員を責めるわけにいかないよな。すくませている組織に問題がある。

● 本書は別な視点から,ホウレンソウの問題点を指摘している。それは何かといえば,ホウレンソウは上下の序列を強化する働きをするということ。
 なるほど。それは大いにありそうだ。それがまた閉塞感を生むだろう。

● 上下の序列が絶対なのは,警察とか軍隊だけだ。一糸乱れぬ組織の動きが要請される。そういう業種は仕方がない。
 ちなみに,そういう組織って横の連絡がメチャクチャ悪い(ような気がする)。上下もピシッとしてて,横の風通しもいいっていう組織,ぼくは見たことない。あるんだろうか。

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