2014年8月19日火曜日

2014.08.16 吉田友和・松岡絵里 『世界一周デート 怒濤のアジア・アフリカ編』

書名 世界一周デート 怒濤のアジア・アフリカ編
著者 吉田友和
    松岡絵里
発行所 幻冬舎文庫
発行年月日 2013.04.10(単行本:2005.03)
価格(税別) 724円

● 新婚旅行が世界一周。今では紀行作家として高名な吉田さんは,これが初めての海外。したがって,奥さんの絵里さんがリード役。
 ほかにも同じようなことをして本を出した夫婦が何組かはいたんじゃないか。でも,現在も残っているのは,この夫婦だけだろう。文章を書けないといけないわけで。

● その文章なんだけど,デビュー作ですでに現在と同じ完成度。そうなのかぁ,やっぱこういうのは才能なんだなぁと思ったんだけど,文庫化にあたって加筆修正ではすまないほどの手を加えているらしいから,その影響もあるのかもしれない。
 旅をしながらホームページにアップし続けた。それが本書の元になった。まだブログはなかった頃。

● そのホームページがハブになって,読者からいろんな情報が寄せられたり,旅の途中で会うことになったりっていうことがあったらしい。
 今ならもっと簡便な手段で同じことができるんだろうけど,簡便ではないにしても,当時も今と同じことができていた。

● 新婚旅行でこんなことをしたら,帰国を待たず離婚することになるんじゃないかと思ったりするんだけどね。始終一緒にいるわけだから,一年もすれば倦怠期に入るんじゃないか。
 著者夫婦はそういうことにはならなかった。旅に関する技量が夫下婦上(?)だったことも幸いしたんじゃなかろうか。これが拮抗していたら,けっこう危ういんじゃないかなぁ。
 逆の作用もあるのか。助け合わなければならない局面が多々あるんだろうから。

● 内容は面白いの一語。活きがいいし,躍動感があるし。
 これを読んで自分も旅に出たくなったかというと,それは全然。ここまで書かれていれば,この本を読めばいいので,実地に出かける必要はないなと思ってしまう。

0 件のコメント:

コメントを投稿