2014年8月15日金曜日

2014.08.14 吉田友和 『LCCで行く! アジア新自由旅行』

書名 LCCで行く! アジア新自由旅行
著者 吉田友和
発行所 幻冬舎文庫
発行年月日 2012.07.05
価格(税別) 648円

● 副題が「3万5000円で7ヵ国巡ってきました」。「単純往復ではない,周遊型の旅行を体験するならまずはアジアはどうだろうか。そのためのツールとして,LCCという便利なものを使ってみてはどうだろうか,という実践的かつ提案型の本」(p322)。

● ぼくといえば,ひとりで海外旅行ができるというだけでたいしたものだと思うレベル。海外一人旅はぼくにも経験はある。初めて海外に行ったのは韓国だったんだけど,そのときが一人旅だった。
 韓国にはその後,もう一度一人で行ったんだけど,まぁ内側に萎みっぱなしの専守防衛の旅行になってしまった。

● 幸いにというか,不幸なことにというか,奥さんが外国大好き人間で,結婚後は彼女がコンダクターになってくれた。彼女の後をついていく旅行を何度かすることになった。おかげで,旗持ち人の後を歩くタイプの旅行はしたことがない。
 ただし,「単純往復」以外の旅行は経験がない。

● もう20年以上前になるけど,岸本葉子さんの『わたしの旅はアジアから』を読んだことがある。当時は,海外旅行といえばハワイとかヨーロッパが普通で,アジアっていうとオヤジがつるんで買春に出向くところというイメージだったろうか。そこに若い女性が“アジアから”というタイトルをひっさげて登場した。
 のだったのかどうか。もう記憶もおぼろなんだけど,とにかく今はソウルでもバンコクでも台北でも香港でも,日本人の女性が普通に旅行している。

● 本書でも何度か言及されているけれど,IT化の恩恵でホテルの予約などはだいぶ楽になっているようだ。航空券の手配もしかり。
 昔は,航空券は香港かバンコクで買え,国内の何分の一かの値段で買えるから,などと言われたものだけれども,これも文字どおり,今は昔の話。

● 本書は単純に面白い。何よりありがたいことだ。著者の吉田さんはひょっとしたら紀行作家として一番の売れっ子になったのではあるまいか。
 しかし,今は何でも使い捨てにされる時代だ。タレントや芸人だけではなく,作家もしかり。この業界で生き残っていくのはずいぶんとシンドイことだろう。

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