2014年7月30日水曜日

2014.07.28 番外:“おもてなし”の心を感じる 日本の極上ホテル

書名 “おもてなし”の心を感じる 日本の極上ホテル
編者 新井邦弘
発行所 学研パブリッシング
発行年月日 2012.08.10
価格(税別) 838円

● 宇都宮駅ビルに入っている八重洲ブックセンター宇都宮店で購入。アウトレットコーナーにあった。360円。

● 昔は,ホテル=富裕層=憧れ,だった。こうした雑誌やムックを見ては,この空間に自分を置けたらなぁと思ったものだ。
 いや,今でも,基本は変わらない。お金を使ってする遊びでやってみたいことの筆頭にくるのは,都内のホテルでまったりすることだ。

● けれども,お金を使って遊びたいとあまり思わなくなっちゃった。もう充分というほどこの種の遊びを遊んだわけではないけれども,オウチがいいと思っているわけでもないんだけど,お金を使っても使わなくても,得られるベネフィットに大きな差はないなぁと思うようになっちゃって。
 スイートルーム,空港のエグゼクティブ・ラウンジ,銀製のカトラリー,and so on。べつにどうってことないよなぁ。

● っていうかですね,これらの環境に身をおいたとて,贅沢とか優雅とか上品とかっていう味わいを享受するのは難しいというのが,経験則の教えるところだ。なぜなら,結局のところ,そうした空間を完成させるのはお客であって,必ずそれに相応しくないお客が相当数入りこんでいるからだ。
 下品なお金持ちって,掃除機で吸いこみたくなるほどたくさんいる(と思われる)。教養のカケラもない上流階層の紳士淑女も,ごきぶりホイホイを仕掛けたくなるほどウロウロしている(と思われる)。
 そもそも無理をして来ちゃってるお客さんもけっこういる(と思われる)。早い話が,ぼくだってそうした場に何度かは出没しているんだから。

● とはいえ,そうした場の最新情報は気にならなくもない。ときどき雑誌やムックでチェックしたくなる。そうして,ビジネスホテルに泊まって,大衆居酒屋で飲み食いするのが,半分は負け惜しみなんだけど,賢さを具現するゆえんかと存ずる。

● ひとつだけ得心のいく文章があった。
 高級ホテルはひとつの舞台のようなもの。スタッフとゲストが互いに演じ合うことで場が成立している(村上実 p7)
 演じるって大事だよね。演じないで生きてる人なんていないはずだ。四六時中,演じている。時には思いっきり演じるのもいいんでしょうね。それをハシタナイとか,なにブッてんだよとか,思っちゃっちゃダメなんだろうなぁ。

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