2014年7月30日水曜日

2014.07.28 斎藤一人・柴村恵美子 『天』

書名 天
著者 斎藤一人
    柴村恵美子
発行所 サンマーク出版
発行年月日 2013.07.30
価格(税別) 1,700円

● 3巻シリーズの3巻目。「器」といい「運」といい「天」といっても,それぞれ別の3つのものが主題になっているんじゃなくて,同じものを3通りに言ってみたということ。
 強いて言うと,この『天』には前世や来世があるとか,魂は不滅で輪廻するとか,経験的には証明しようのない話も出てくるので,上級編として最後に持ってきたということかも。

● 著者ふたりが本当にそう思っているのか,説得の技術として使っているのか,それはわからない。前者ではないかと思われるけど。
 けれども,どっちでもいいやね。どっちが自分にとって都合がいいかで選択すればいい話なんでしょうね。

● 眠れない夜を過ごしたことのない人はいないと思うし,部屋の隅に座って朝までじっと考えごとをしていたっていう経験と無縁だった人も少ないのではないかと思う。
 そういうときに,溺れる者にとっての藁になるものが欲しい。いや,藁では困るから,何が支えになるものがほしい。この本はその支えになってくれるかもしれない。

● 以下にいくつか転載。
 問題が起こったときって八方塞がりで逃げ道がないように思うんだけど,上は空いているんだよね。つまり,魂を成長させて上に行けばいいんです。(p19)
 生きているものはすべて成長しています。 木にだって,今年は今年の葉っぱが茂るの。人は,今年は今年の言葉を話すの。昔の話ばかりをし出したら,その人は枯れ木と同じなんです。(p73)
 親の考えってだいたい,二〇年ぐらい遅れているんだよ。二十歳で子どもを産んだとしても二〇年だから,最近は晩婚が増えているから三〇年ぐらい遅れているんだよね。 それで,昔と比べて今は激動の時代なの。その時代に二〇年も三〇年も昔の教育をされたら,教えられた子どもは困っちゃうんだよね。(p79)
 占いをするのはいいけど,占いに頼ったりすがったりするのって,人生に必要な判断を他人に委ねているんだよね。 それで最初の何回かは占ってもらった通りにやって運勢が良くなったとしても,その後だんだん悪くなってくるの。なぜそうなるかというと,神は自分で考えることまで他人に委ねるのを嫌うんだよ。(p84)
 不幸は怠け者でもできるの。イヤなことがあったらイヤな顔をするって,だれにでもできることだよね。そこを明るくするっていうのは,努力と忍耐がいることなんだよ。だけどそれをやっているといい結果が出てくるんです。(p85)
 自分のことってそんなにかまわなくても大丈夫なんだよ。栄養が足らなかったらお腹が空くし,寒かったら服を着るよね。喉が渇けば水を飲むんだよ。 自分のことって,その程度のことをかまっていればいいんだよね。それよりも,まわりの人がうまくいく方法を考えていたら必ず自分もうまくいくから。(p104)
 「人生はきりひらく」と言って,“気”で“開く”ものなんだよ。だから,人生がうまくいかない人は気が弱く,気に勢いがないんです。 運もそうです。勢いよく運が流れている人もいれば,弱々しい人もいるの。 人間は気が大きくなる,気迫がつくと,今までの相手が小さく見えるんです。 それで,人は他人を変えようとするけれど,自分の気を大きくすれば,相手も変わっちゃうんだよ。気が弱くて負けているのに,自分がどれだけ正しいかを言ってもしょうがないの。(p106)

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