2014年7月4日金曜日

2014.07.03 浅倉ユキ 『あな吉さんのハッピーコラージュ手帳術』

書名 あな吉さんのハッピーコラージュ手帳術
著者 浅倉ユキ
発行所 日本能率協会マネジメントセンター
発行年月日 2013.10.30
価格(税別) 1,300円

● 「お気に入りの雑誌の好きな写真をハサミでチョキチョキ切って,ペタペタ台紙に貼っていくだけ」(p2)。そうやって好きなもののコラージュを作り,そこに手帳術をセットしてやると,「がんばらなくても成功を手に入れる方法」(p38)になる。
 「モヤモヤをキラキラに変える!」が副題。

● 同じようなものはこれまでにも何人もの人が提唱している。中山庸子さんの「夢ノート」もそうだろうし,望月俊孝さんの「宝地図」もそうだろう。
 こうしたコラージュを作るのは,それ自体が楽しい作業だろうね。楽しい作業を楽しく楽しむ。ストレス解消に恰好だろう。

● ただし,そこから先,つまり,自分の願望が明確になって,やるべきことが見えてきて,したがって夢が叶いやすくなるというのは,どうなんだ?
 「強く念じよ,すべては叶う」的な成功哲学の日本バージョンのひとつだと思う。しかし,次から次へといろんなやり方が提唱されるということは,次の二点を意味するだろう。

● ひとつは,効果がないということ。効果があるのなら,願望を達成してハッピーに満ちている人ばかりになっているはずだから。そうなっていれば,こうしたものへの需要は細るはずだ。
 もうひとつは,懲りないやつが多いということ。この種のものを何度でも試みたがる。この場合の「懲りない」を言い換えると,楽して成功したい,できるのではないか,という安直な妄想を払いきれないということ。
 が,かく申すぼくもこうしてこのようなものを読んでいるわけで,人のことは言えない。

● ただ,こういうことは言える。こうしたものをやって束の間の安楽を得ることは,誰に迷惑をかけるわけでもないし,そんなにお金もかからないし,悪いことは何もない。

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