2014年5月23日金曜日

2014.05.23 村松友視 『銀座の喫茶店ものがたり』

書名 銀座の喫茶店ものがたり
著者 村松友視
発行所 白水社
発行年月日 2011.07.10
価格(税別) 1,800円

● 「私は,ゆったりと“銀ブラ”をこなすレベルでもなく,銀座に行きつけの喫茶店をもつコーヒー通でもない。銀座という呼称やグレードに対して,いささか腰の引けるタイプでもある」(p9)と書いているけれども,これはもちろんある種の矜持をこめたものだろう。
 行きつけの喫茶店はなくても,行きつけの鮨屋や料理屋や酒場はあるに違いない。本書の文章のそこここから,著者と銀座の長い関わりがうかがわれる。

● 46の喫茶店を訪れて,訪問記を「銀座百点」に連載。それをまとめたもの。各店の特徴や歴史,店構えや店内に漂う空気を捉えて,46通りのほめ方をしている。
 よくもこれだけ繰りだせるものだ。脱帽のほかはないプロの技だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿