2014年5月16日金曜日

2014.05.16 伊藤まさこ 『軽井沢週末だより』

書名 軽井沢週末だより
著者 伊藤まさこ
写真 長野陽一
編集 奥田香里
発行所 集英社
発行年月日 2012.05.30
価格(税別) 1,500円

● 世界にあるものはすべて日本にもあり,日本にあるものはすべて栃木にもある。したがって,栃木を隅々まで味わえば,世界を味わったことになる。
 という,かなり無理めのテーゼを標榜したいと考えていたんだけれども,やはり無理が過ぎたかと思いましたね。

● この本ではレストランや食べ物屋をはじめ,軽井沢のそれやこれが紹介されているんだけれども,例えば冒頭に出てくる「キャボットコーヴ」はここで朝ごはんを食べてみたいと思わせるに充分。
 同じようなお店が栃木にあったけなと考えてみる。ぼくが知らないだけであるのかもしれない。けど,たぶんないんじゃないかな。あるとすれば那須か日光だろうけど,うぅーん,ないんじゃないかな。

● こういうお店って,人を選ぶだろうから(お高くとまっているという意味ではなく),出逢わない人はずっと出逢わないで終わる。どうもそういうところがある。
 自分の水準に合ったところに吸い寄せられるのだと考えておけばいいだろう。香港に行って食事が不味かったというやつもいるくらいだから。

● したがって,この本が面白いのは半分は軽井沢の功績で,半分は著者の功績ということになる。伊藤さんだから出逢えたお店たちなのだろう。

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