2014年5月14日水曜日

2014.05.13 喜多川 泰 『手紙屋』

書名 手紙屋
著者 喜多川 泰
発行所 ディスカヴァー21
発行年月日 2007.08.15
価格(税別) 1,500円

● 「僕の就職活動を変えた十通の手紙」が副題。若い大学生に生き方を説くという趣向。小説っぽい仕立て方。“手紙屋”がじつは大学生の兄ではないかというのは,途中からわかる仕組みになっていて,そのへんも親切(?)だ。

● この種の本って,どう分類されるんだろうか。精神世界? 自己啓発書? 成功哲学(のようなもの)?
 以下にいくつか転載。 あなたが出会った人すべてをあなたの味方にする魔法の方法を教えようと思います。 それは・・・・・・, 相手にこうなってほしいという『称号』を与えてしまうのです。(中略) 『相手を変えることはできない』『すべての人にあらゆる性格が備わっている』 このことがわかれば,あと必要なのは,あなたが相手の持っている性格の中で欲しいものを引き出してあげる存在になることなのです。(p60)
 自分本位に考えてみると,同じ金額がもらえるなら楽なほうが得だと思うかもしれません。でも,そういう過ごし方は,自分の力で生きていこうとする姿勢に欠けています。結局は会社の持っている財力や,他のまじめに働いてくれる人の頑張りがあるから,手を抜いても給料がもらえているという事実を忘れてはなりません。(p79)
 何かに必死になると楽しくなる。その感覚を僕は長い間忘れていた。(p84)
 大きな夢を持つということは,大きな壁を乗り越えなければいけないことと同義です。 誰よりも大きな夢を持つ人は,誰よりも大きな壁を何度も何度も乗り越えなければそこに到達することはできません。ところが,「大きな夢を持て!」と言われた若者は,「ハイ,そうですか」と言われたとおりに夢だけを持つ。けれども,夢を持った瞬間に現れる大きな壁を越える覚悟はできていないんです。(p189)

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