2014年4月16日水曜日

2014.04.15 米田智彦 『デジタルデトックスのすすめ』

書名 デジタルデトックスのすすめ
著者 米田智彦
発行所 PHP
発行年月日 2014.02.10
価格(税別) 1,300円

● 副題は「つながり疲れを感じたら読む本」。スマートフォンの普及によってSNS人口が急増。そのネット上のつながりがストレスになって疲れてしまう。そうであっても,依存症的な状態を呈して,なかなかやめられない。
 だから,デトックスしましょう,そのためにはこんな方法がありますよ,というのが本書の内容。

● ぼくはFacebookもTwitterもやったことがないし,たぶん,この先もそういうものには手を染めないだろうと思う。実体験がないので,単純に考えてしまうんだけど,さっさとやめてしまえばいいんじゃないか。元を断てばいい。そんな思いまでして続ける価値なんかないだろうよ。
 「リアルな人間関係でのコミュニケーションにおいても,ネット上での「つながり」はかかすことができず,単に今すぐ電源を切ってやめればいい,という単純な話ではないのです」(p48)っていうのは,本当なのか。単純な話だと思うんだけど。

● 仕事上での人間関係を想定しているんだろうか。仕事に支障がでるからやめられない? いや,やめられるはずだよ。SNSをやめて支障がでるような仕事上の人間関係なんてあるのかよ(著者はその業界にいた人。あったのかもしれない)。
 もし,それで出世や昇進に影響が出るんだとしたら(そんなことはないと思うけど),出世を諦めればいい。諦めるという言い方は受け身的で抵抗があるというなら,出世を見捨てればいい,と言い換えようか。
 その程度のこともできないヤツって,何なんだよ。メダカかよ。いつも群れていないと生きられないのかよ。

● デトックスしながらSNSを続けるっていうのは,二重の無駄じゃないか。
 デトックスの方法として紹介されているのは,座禅だったり阿字観瞑想だったり滝行だったりウォーキングだったりするわけで,デジタル限定ではない。ネットが普及する前からあったものだ。
 座禅や滝行をやりたくてやるのはぜんぜんOKだけども,やらざるを得ない状況をわざわざ作って,デトックスのために座禅してますって,何だよ,それ。

● と思ってしまうんですけど,それはぼくが世間知らずならぬネット知らずだからかもしれない。
 ぼくのネット利用は,検索,ブログ,メール,LINEに大別できる。LINEは家族限定。LINEを手広くやるなんて,闖入者を自ら招き入れるようなものだと思っている。メールをする相手も一人しかいない。
 だいたい,友だちって少なければ少ないほどいいと思ってるんだけどね。だからリアルでも友だちっていないな。それを寂しいと思ったこともないな。強がりじゃなく。

● 気を取り直して,3つほど転載。
 正直に告白すると,ネットでの情報収集に慣れきっていた僕は,ここ数年本を最初から最後まで通しで読めなくなっていました。編集者にもかかわらずです。(中略) ネットのスピード感に慣れてしまって,結論をすぐに求めてしまうようになり,途中で関連情報をネットで調べてしまったりして,長い文章を読む堪え性がなくなっていたのです。(p65)
 人は無料の情報のメリットを享受しつつも,あまりに膨大な情報に食傷気味になり,やがて,替えの利かないリアルなものに出会いたい,どうせならそれにお金を払いたいという気持ちが強まっていくのではないか(p83)
 どんな行為でも,慣れてくると必ず人間は端折ることを覚えます。そんなに力まずに,楽に呼吸をしながら瞑想に入れるようになります。一度瞑想のやり方を覚えると,電車の中でもどこでも瞑想が出来て,ふっと力が抜けてきますよ。(川上修詮 p104)

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