2014年4月15日火曜日

2014.04.14 番外:Associe 2014年5月号-エリートに学ぶ仕事の流儀

編者 泉 恵理子
発行所 日経BP社
発売年月日 2014.04.10
価格(税別) 648円

● エリートの定義っていうのはあるんだろうか。この雑誌ではどうやら年収1,500万円以上のビジネスマンを想定しているようだ。
 サラリー収入で1,500万円以上って人は,全体の1%しかいないとあるんだけど,本当かね。勤務医は除外されているのか。

● 雑誌の特集だから,記事のすべてを読むことはない。いくつかをつまみ食い。
 最も印象的だったのは蛭間芳樹さんを取材した記事。勤めのほかに,ホームレスのサッカーチームの監督を務める。「野武士ジャパン」というらしい。「日本代表として戦うことを通じ,人生を諦めかけていた人たちに自信を取り戻させ,社会復帰させることが狙い」だそうだ。
 経済学者から「経済政策なら数万人の雇用が作れる」と言われた。それに対して,蛭間さんが「あなたは1人のホームレスさえ社会復帰させてないでしょ」と返したエピソードも紹介されている。痛快無比。そうなんだよなぁ,学者って。
 ただね,ぼく自身にもこの学者のような発想をしがちな素地があるね。っていうか,圧倒的多数がこういう発想ですませているよね。

● エリートの特性が次のような言葉で紹介されている。
 耳の痛い意見ほど喜んで聞く。
 自分が金持ちになるために仕事をする“近視眼的”な考え方の持ち主は,実はあまりいない。
 初速を高める。
 負けの経験から次の力を得られる。
 アドバイスを受け入れる度量。
 カンファタブルゾーンにいてはいけない。

 ハードワークはもちろんのことだ。グズグズするのは論外。時間を徹底的に惜しみ,最初からトップギアに入れる。それでもっって,家庭も趣味も大事にする。

● というわけだから,自分がエリートになれると思っちゃいけない。この雑誌の読者の中にはいるんだろうか。よし,やったるぞ,と思う人。
 「仕事で成果を上げる戦略ノート」が付録でついてる。思考整理ノートとかアイデア記録ノートとかブレスト用ノートとか。これを自分も使ってみようと思ってしまう人は,エリートからはほど遠い人だと思う。っていうか,こういう特集を読んでる時点で,すでにダメかもね。

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