2014年2月21日金曜日

2014.02.21 永江 朗 『本を味方につける本』

書名 本を味方につける本
著者 永江 朗
発行所 河出書房新社
発行年月日 2012.07.30
価格(税別) 1,200円

● 「14歳の世渡り術」シリーズの1冊。何が書いてあるかっていうと,本は自由に読めっていうこと。
 自由とはどういうことか。具体的にいくつも例示されている。たとえば,飛び飛びに読む。あるいは,ゆっくり音読する。本をばらす。嫌いな文章を書き写す。写真集をファインダーごしに見る。
 嫌いな文章を書き写すっていうのが斬新だった。

● 他にも,固有名詞を入れ替える,というテクニックも紹介されている。
 本を書き写すとき,固有名詞を別のものに入れ替えてみる。(中略)これはけっこう笑える。(中略)悪人の名前を,嫌いな人のものに入れ替えるとか。(中略) 青空文庫とワープロソフトを使うと,長い小説でも簡単につくりかえられる。青空文庫のサイトから,つくりかえたい作品を選び,テキストファイルをダウンロードする。(中略)ワープロソフトの「置換」などの機能で固有名詞を書き換える。(p161)
● 本書に結論はないんだけど,最も伝えたかったのはここかなと思ったところ。
 本を読めば読むほど,新しい疑問が生まれる。問題を解決するために本を読んでいるはずなのに,本は問題の回答と同時に,その回答の何倍もの新しい疑問を出してくる。(中略)答えを見つけるのではなく,問題を探すこと。それが読書の喜びだ。(p160)

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