2013年11月9日土曜日

2013.11.08 岡田斗司夫 『東大オタク学講座』

書名 東大オタク学講座
著者 岡田斗司夫
発行所 講談社文庫
発行年月日 文庫版:2008.05.15
          元版(単行本):1997.09
価格(税別) 781円

● かなりスリリングな知の展開。こういうふうにすれば,知って面白く見せられるのかっていう見本のようなもの。
 後半はゲストをよんでの対談になっている。これも全部面白かった。
 UFOや外気功,スプーン曲げのような超常現象を一刀両断。いまや,DaiGoが登場して,スプーン曲げのからくりはかなり知られてきてるけど,登場したてのユリ・ゲラーには,子供ながら驚かされたもんだ。

● 元になった東大での講義は20年近くも前のものだけれども,今読んでもぜんぜん面白い。核になっているのが知の使い方だから,古くなりにくいんでしょうね。

● 自分の作品のユーザーの大半は馬鹿ではないかという不安。
 『脱正義論』のところでも描かれていたんですが,「厚生省前で集まれ!」と呼びかけられて,何千人か集まりましたよね。あの何千人も集められたというのは,本当に『ゴーマニズム宣言』の力だと思うんですが,あれで集まった何千人というのは,一体どういう人たちなんでしょう。(中略) こういう言い方は変ですけれど,「まんがにそそのかされて来るような奴」ですよね。(p477)

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