2013年8月29日木曜日

2013.08.28 三浦雄一郎 『高く遠い夢ふたたび』

書名 高く遠い夢ふたたび
著者 三浦雄一郎
発行所 双葉社
発行年月日 2013.07.24
価格(税別) 1,500円

● 三浦さんはノートとペンを持って登頂し,毎日記録をつけていた。この環境では紙とペンに限りますね。電気がないんだからね。あったって,同じことだ。少しでも荷物は減らしたいだろうし。
 その記録が元になっているのだと思う。淡々とさりげなく日々を記録していたようで,本書を読む限りでは,さほどのことをやったのだとは思えない。そのあたりがダンディズムなのかなぁ。

● 80歳でのエベレスト登頂。しかも,骨盤骨折と不整脈の手術を受けての。
 いうまでもなく快挙に違いないんだけど,それを聞いてぼくら野次馬が興奮するほど,当事者は舞いあがっていない。冷静だ。あたりまえだけど。

● 読んでて感じたのは,登山家よりシェルパの方が大変なんじゃないかってことなんですけど。能力もシェルパの方が優れているのでは? 登山家はシェルパの足手まといになっているんじゃない?
 三浦隊が達成した栄誉の大半は,シェルパたちに与えられて然るべきではないのかと思った。

● ルートをはじめ,万般を決定するのは登山家で,シェルパはそれにしたがうだけ。実際の登攀よりも,そうした諸々の決定や手配の方が重要だってことなんだろうか。
 初歩的な疑問で申しわけないんだけど。

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