2013年7月22日月曜日

2013.07.22 山口和幸 『ツール・ド・フランス』

書名 ツール・ド・フランス
著者 山口和幸
発行所 講談社現代新書
発行年月日 2013.06.20
価格(税別) 780円

● 「癌闘病からの復帰後にツール・ド・フランスで前人未踏の7連覇を達成するという,奇跡のヒーローであるはずだったアメリカのランス・アームストロングが2012年10月,ドーピング違反によって全成績を剥奪された」(p7)ことを,本書で初めて知った。
 アームストロングが最後に優勝してから7年後にこういう結果が出るとは,調べる方もとんでもない執念だな。日本なら,まずこういうことは起こらないだろうね。水に流しちゃうからね。
 本書を読み進めていくと,ツール・ド・フランスの歴史はドーピング対策の歴史でもあったことがわかるんだけど。

● ところで。
 うちのヨメは,スペインのペドロ・デルガドとミゲール・インデュラインに会ったことがあるという。彼女が大学を卒業した年に宇都宮で。
 自転車でとある交差点にさしかかったら,前方に外人の男たちが群れていたので,後ろに停まった。男たちのひとりが気づいてくれて,前に行きなよと道を空けてくれたんだそうだ。
 で,前に出たら,男たちがさっとV字に並んで,正面からカメラのフラッシュがたかれた。

● これはすごい人たちなんだと思って,後刻,友だちとふたりで彼らが泊まっているホテルを訪ねてみた。
 そのホテルは交差点の近くにあるホテルだったらしいんだけど,そのホテルはぼくも知ってる。さほどに立派なホテルじゃない。

● ホテルを訪ねたら歓迎されたらしい。イケメンのデルガドと写真を撮ってもらった。デルガドが,これからは彼がこのチームを引っぱっていくことになるから,彼とも撮っておいた方がいいよ,とインデュラインに引き合わせてくれたんだそうだ。で,インデュラインとも写真を撮った。
 帽子にサインをして渡してくれたらしい。その帽子は実家のどこかにあるはずだという。薄いペニャペニャの帽子だったよ,っていうんだけど。

● おいおいおい,本当だとしたらかなりの値打ちものじゃないか,その帽子。
 ヨメが大学を卒業したのは1990年だから,話の平仄はぴったり合うんですよね。インデュラインがツール・ド・フランスで5連覇するのは,1991年からだから。
 たしかにすごい人たちと会ったことになりますよねぇ。

● 最初に撮られた写真はきっとスペインの新聞に載ったのよ,って言うんですけどね。彼らがV字に並んだときは,ためらわず車道にはみだしたそうだ。ひゃー,やることが違うわぁ,この人たち,って思ったって。

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