2013年7月9日火曜日

2013.07.09 吉田友和・松岡絵里 『世界も驚くニッポン旅行100』

書名 世界も驚くニッポン旅行100
著者 吉田友和
    松岡絵里
発行所 PHP
発行年月日 2013.07.04
価格(税別) 1,300円

● 世界旅行のエキスパートが著した日本旅行の案内書。通常のガイドブックにはない,独自の味わいがある。充分に指南書になってくれると思う。

● 亡き宮脇俊三さんがよく言っていた(書いていた)ことを思いだす。日本は旅するに値する広い国である。
 日本の広さを実感するのは冬。夏は北海道から九州まで同じように暑いけれども,冬は北海道と九州・沖縄の気温は大きく違う。亜寒帯と亜熱帯が国内に現出する。

● が,ぼく的には,日本に限ってもまだ広すぎる。世界にあるものはすべて日本にもあり,日本にあるものはすべて栃木にもある。もちろん誤りなんだけれども(はやい話,栃木にビーチはないからね),そう思いこんでしまいたいと思っている。そこから先は想像力の勝負だ,と。
 栃木に限定して「旅」したい。地元に沈潜したい。要は,出不精の言い訳なんだけど。

● 著者のひとり,吉田さんが伯方島(愛媛県)の開山公園について,「目立って観光地を謳っている風でもない。ポツポツ遊具が置かれ,家族連れが各々の休日を過ごしているような,ありふれた公園に見える。けれど,真に愛おしい風景に出会うのは,案外そんな普通の場所だったりもするのだ」(p111)と書いている。
 「そんな普通の場所」かぁ。そうだよなぁ。あると思うんだなぁ,栃木にも,たくさん。

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