2013年6月28日金曜日

2013.06.27 レスリー・ゲデス=ブラウン 『夢の本棚のあるインテリア』

書名 夢の本棚のあるインテリア
著者 レスリー・ゲデス=ブラウン
訳者 山本真実
発行所 エクスナレッジ
発行年月日 2013.05.11
価格(税別) 2,200円

● 「本に囲まれた素敵な部屋150選」が副題。本というモノに対するリスペクトは子どもの頃からずっとあった。本に囲まれて暮らしたいと少年の頃から考えていた。

● 社会人になってから,新潮社だったと思うんだけど,作家の書斎を写真で紹介している本を見て,その冒頭にあった高橋義孝さん(故人)の書斎に圧倒された。自分もこんな部屋を根城にして,世間と対峙したいものだと思った。

● で,現在の居住家屋を建てるときに,北向きに6畳の書斎と隣に書庫を設えた。けれども,ぼくが使うといつまで経っても,高橋義孝さんの書斎のようにはならないのだった。
 書庫はあっという間に満杯になり,それでもどんどん本が増える。増える程度に合わせて,捨てられればいいんだけど,そうはいかない。捨てるスピードはなかなかあがらない。
 そこに3.11があった。書庫は壊滅した。見るのもイヤという状態。文字どおり足の踏み場がない。片づける気にもならず,そのままにしてある。

● 一方,書斎も体のいい物置になった。ヨメの鏡台が運び込まれ,ヨメの書棚(既製品)が運び込まれ,この時点で書斎はぼくの根城ではなくなった。
 結局,乱雑さを抜けでることができないまま,今日に至っている。

● 本書に載っている「本棚のあるインテリア」はそれぞれに味わいがあって美しい。しかし,たんに本がたくさんあるだけで美しくなるわけではないことは,自分で体験済みだ。何によらず,美しさを維持するには手間と時間と(場合によっては)お金がかかるものなのだ。
 もっといえば,自分の生活そのものを美しく保つ努力がなければならないだろう。

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