2013年6月21日金曜日

2013.06.21 横田真俊 『ブログ+ツイッター+フェイスブック 使い分け・連携テクニック』

書名 ブログ+ツイッター+フェイスブック 使い分け・連携テクニック
著者 横田真俊
発行所 秀和システム
発行年月日 2012.09.29
価格(税別) 1,400円

● 中小の会社や商店が,拡販のためにソーシャルメディアをどう使えばいいか。一応,そういう主題で書かれたものだが,内容は必ずしもその用途に限られたものにはなっていない。
 ソーシャルメディアを自分もやってみようというときに参考になるだろう。マニュアルとして使える。

● 「まだ,TwitterやFacebookが登場したばかりであれば,もの珍しさから,新し物好きの方にアピールできたかもしれません。しかし,既にTwitterやFacebookも一般的になっており誰でも利用できるようになっています。このような状態の中で,それほど有名でない人がTwitterやFacebookを始めても,まったく話題になりません」(p13)という文章が出てくる。
 言わずもがなだと思うんだけど,それでも言わないと勘違いする人がいるんでしょうね。

● 昔の感覚でいうと,今のネットの状況はとっくに飽和状態を超えている(と思われる)。ブログにしたって,読む人よりも書く人の方が多いんじゃないかと思えるようなことになっている。
 ブログの黎明期には,タダの人のタダの日常を綴った日記でもそれなりに読んでもらえたんだろうけど,今じゃそんなものは見向きもされない。
 芸能人も政治家でもない普通の人のブログで,アクセス数の累計が100万を超えているものもあるけれど,たいていはかなり早い時期に開設したブログだろう。それでも,ここ数年はアクセスが伸び悩んでいるのではないかと思う。

● 実際,読むに値するものはそんなにないのが実情。玉石混淆といったって,あらかたは石であって,玉などめったにあるものではない。自分のことを棚にあげて言ってるわけですが。
 ブログが急速に普及した結果,読むに値しないものが読まれなくなるというあるべき姿になりつつある。ぼく一個はけっこうなことだと思っている。
 では,読まれているものは読まれるに値するものなのか。それはまた別の問題だ。

● ぼくはTwitterもFacebookもやったことがないので,想像でいうんだけれども,たぶんゴミが溢れているに違いない。大衆化=ゴミ化,という図式はどうしたって出てくるわけで(それだけではないんだろうけど),大衆化したものに魅力はない。
 大学院しかり,海外留学しかり,リゾートしかり,ルイ・ヴィトンしかり,プラダしかり,ラルフ・ローレンしかり,ベンツしかり,ロレックスしかり。

● 「TwitterやFacebookページから情報を発信しても,無視されるだけならともかく,それが悪いようにねじ曲げられて解釈をされ,ユーザに悪い印象を与えてしまう場合もあり,ソーシャルメディアをやらない方がよかったというケースも出てくるかもしれません」(p38)ともある。
 そういう「ケースも出てくるかもしれません」じゃなくて,そのケースしかないだろ,と思ってるんだけど,そうでもない?

● そもそもさ,自分の存在を告知するって難しいよね。よほど注意深くやらないと,マイナスでしょ。で,ネットでそこまで注意深くなんかやれっこないんでさ。
 千に3つは反応があるのかもしれなけれど,残りの997はゼロではなくて,自分をより嫌わせていると思うべきだよねぇ。昔のDMからしてそうだった。もっとも,見ないで捨てるんだから,より嫌われることもない道理か。

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