2013年6月10日月曜日

2013.06.08 鎌田 洋 『ディズニーの絆力』

書名 ディズニーの絆力
著者 鎌田 洋
発行所 アスコム
発行年月日 2012.03.02
価格(税別) 1,300円

● お金を使ってする遊びは必ず飽きる。
 近い過去にシティホテルブームってのがあった。ちょっとしたミニバブルの趣もあったかもね。独身女性が中心だったのだと思うけど,がんばった自分へのご褒美と称して,週末に都内の一流ホテルに宿泊する。
 こういうものは,集中してやってしまうと短期間で飽きる。飽きると,ホテルをさらにグレードアップしていくことになるんだろうけど,しかし,それにも飽きてくる。

● 飽きないで続くのは,タダでできる遊びだ。文字どおりの無料じゃなくても,少額の出費ですむ遊び。
 お金を使ってする遊びもダラダラやれば飽きない。あるいは,ちょびっとずつやってる分にはなかなか飽きがこない。
 けれど,タダでできる遊びは,ガンガンやっても飽きない。ただし,遊びの方が人を選ぶところがあるかもしれない。選ばれない人はどうあがいても選んでもらえない。男女関係と同じだ。だから,老いてから始めるのでは遅いのだ。

● ディズニーランドもしかり。集中して行ってしまうと飽きる。
 じつは,ぼく,ディズニーランドには200回くらい行っている。年5回行くのを40年続けても,ディズニーランドだったらたぶん飽きることはないだろう。
 けれども,年50回を4年続ければ,たいてい飽きる。

● のだが,本書を読むと,それでも飽きない人がいるのかもしれないと思えてくる。少なくとも,著者は飽きない人かも。
 著者はディズニーの内部にいた人だ。きれい事だけではない現場を知り尽くしているだろう。それでも著者の語り口からは,リスペクトを超えてディズニーに心酔していると思われるのだ。
 なんか,不思議なものを見るような気がしている。

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