2013年5月16日木曜日

2013.05.15 森 博嗣 『100人の森博嗣』


書名 100人の森博嗣
著者 森 博嗣
発行所 講談社文庫
発行年月日 2011.09.15(単行本:2003.03)
価格(税別) 581円

● エッセイのバラエティ(?)のようなもの。自作解説と他者作品の解説があるのが特徴。当然,面白い。この面白さを分析できればいいんだけど,わがことながら,よくわからない。
 独自であること。明快であること。透徹であること。そのへんに快感を感じていることは確かなんだけど。

● たとえば,なんでもないようだけど,次の文章なんか。
 各分野で一流といわれる人は,どこか違うのである。(中略)最もニュアンスが近い表現は「オーラを感じる」というもの。この「オーラ」とは,ほんのり,ぼんやりと見えるものかというと,全然違う。(中略)もっと圧倒的,つまり「超眩しい!」という感じなのである。だからこそ「オーラ」なのだろう。したがってオーラが多いとか少ないという表現も馴染まない。つまりは,ONかOFFである。実に明快だ。(p244)
 他ではなかなか出てこないだろう。「ほんのり,ぼんやりと見えるもの」ではないっていうあたりがね。

● 高校生に向けて次のように語っている。
 本当に何かをしたければ,そのためには何をしたら良いのかってちゃんと考えていくはずなんです。そうすれば,そのとおりになっていく。やっぱり望んで,信じていることが大事で。真剣に考えたら,必ず実現すると思うんですよ。(p290)

0 件のコメント:

コメントを投稿