2013年5月11日土曜日

2013.05.03 森 博嗣 『的を射る言葉』


書名 的を射る言葉
著者 森 博嗣
発行所 講談社文庫
発行年月日 2010.11.12(単行本:2004.09)
価格(税別) 448円

● こういう本も作ってたんだねぇ。著者謹製の箴言集。

● こういうものから引用するのも,能がない話だけれども,特にこれはと思ったものをいくつか。
 天は二物を与えず,はそのとおり。三物以上与えるのが普通。(p9)
 「議論がしたいんだよ」とは,「僕の意見を聞いてよ」と同義である。(p10)
 「人間関係が一番大切だよ」と言う人ほど人間的魅力がない。(p42)
 「思ったことの半分も言えない」よりも「言っていることの半分も思ってない」の方が圧倒的多数。(p56)
 「やる気」の有無は重要ではない。問題は「やる」か「やらない」かの違いだ。(p67)
 人が怒る理由のうち最も多いのは,「相手が怒っているから」である。(p70)
 多くの組織は新人の献身的な働きによって成立している。(p91)
 「どうもうまくいかない」という仕事の95%は,「最初からやらなければ良かった」ものである。(p95)
 貫禄と威厳は,中を覗けば,僅かな経験と単純な思い込みだけ。(p97)
 「最近の若者はやる気がない」というのは,「正直なのでやる気のあるふりができない」という意味です。(p115)
 「健康が一番だ」という人には,是非とも「二番目は何?」と問いたい。(p119)
 「残り僅か」という場合,大半は「最初から僅か」である。(p129)
 人の役に立ちたいといくら願っても,少しも役に立ちやすくはならない。(意気込みが問題を解決することは希である)(p131)
 書き手がいう「読者」とは複数。読み手がいう「読者」とは自分一人のこと。(p147)
● 養老孟司さんが巻末に解説を寄せており,これはおまけとしてはお得過ぎる。

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