2013年3月7日木曜日

2013.03.06 長谷川慶太郎・泉谷 渉 『シェールガス革命で世界は激変する』


書名 シェールガス革命で世界は激変する
著者 長谷川慶太郎・泉谷 渉
発行所 東洋経済新報社
発行年月日 2012.12.20
価格(税別) 1,500円

● 副題は「石油からガスへ」。シェールガスが実用化されると,石油よりも安く燃料を供給できる。埋蔵量も石油より段違いに多いから,少なくとも向こう100年は安定供給が可能だ。石油と同様に,化学工業の原材料にもなる。
 その結果,何がどう変わるか。

● その点について,長谷川さんは次のように指摘する。
 苦境に陥ることが予想されるのはイギリスのシティである。これまで中東のオイルマネーを一手に集めてきたシティは,中東の地位低下と一蓮托生ということになるかもしれない。シェールガス革命後,欧州の中心は,金融においても実態経済においても,急速にドイツへと移ることになりそうだ。(p32)
 原油相場が下落することで農産物価格も下落する。なぜなら,バイオエタノールのマーケットがなくなるからである。(p35)
 日本はいろいろな意味で,シェールガス革命の恩恵に大いに浴する国の一つである。これまで最大の弱点であったエネルギー・コストの問題が改善できるし,世界規模でシェールガスへのシフトが進めば進むほど,世界中で日本の技術力が必要とされるからだ。(p36)

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