2013年3月6日水曜日

2013.03.05 佐々木正悟・大橋悦夫 『スマホ時代のタスク管理「超」入門』


書名 スマホ時代のタスク管理「超」入門
著者 佐々木正悟・大橋悦夫
発行所 東洋経済新報社
発行年月日 2013.02.07
価格(税別) 1,400円

● 読後感は,どこか違う,なんか違和感がある,というもの。うまく言えないけど。
 ガッチリと仕事のできる人は,たぶん,この種の本は読まないものだと思う。ここに書かれているようなことを几帳面にやっている人の中には,抜きんでた仕事人って,たぶん,いないんじゃないかと思う。

● ぼくは,できない方の人だし,この種の本を読むのが趣味というところがあって,わりと読む。
 「はじめに」で「クラウド時代に,タスクをデジタル記録していくことで「いつでも,どこでも,完全に正しいリスト」を持つことが可能になります。これはクラウド上のリストをスマホで見るというスタイルが確立するまでは,不可能だったことです。(中略)「いつでも,どこでも,完全に正しいリスト」があってはじめて,どうでもよい仕事から解放され,もっとストレスがなくなった状態で,すべてのエネルギーを本当にやりたいことに集中するという行動スタイルが可能になるのです」と書かれている。
 だけど,この文章を読んでもなお,ここから先を読もうとする人は,天性の素直さを持ちあわせている人に違いない。

● こういうこともあるかもしれない。世の流れに乗ってスマホを買ってはみたけれども,ぜんぜん使いこなせていない,これなら従来型のケータイでよかった,何とか使いこなす工夫はないものか,と思っている向上心旺盛な人が,こういう本を読むってこと。
 でもね,使いこなすなんて考えちゃダメなのかも。

● どうもね,書店に行くと,スマートフォンで仕事を効率化するとか,スマートフォンでノマドワーカーになるとか,スマートフォンで仕事もスマートにとか,そんなタイトルの本が溢れているから,惑わされることもあるかもしれないけれども,それはそういうことを言うのを飯の種にしている人がいるってことなんじゃないかなぁ。
 そういう人に飯を食わせるのは,あなたやぼくの役割じゃありませんよ。

● だいたいあの狭い画面で,表計算のワークシートを見る気になりますか。それでなくても老眼が進んじゃってるってのに。
 銀行の振込だって,パソコンでならするけれども,スマホでそんなことをする気にはなりませんね。いくらポケットに入るパソコンだといわれても,向き不向きってもんがあるでしょ。

● ぼくもスマホを使ってるんだけど,いずれケータイはらくらくホンの一番安いのにして,スマホはSIMカードを抜いた状態で,それ単体で使おうかと思っている。カメラも付いてるし,音楽プレーヤーとしても使えるし,通信を発生させないでも,遊びの道具としてはかなり使えそうだもんな。
 ネットなんか家でパソコンでやればいいんですよ。充分でしょ,それで。TwitterだのFacebookだのと,しょっちゅうスマホをいじってる輩って,ちゃんと仕事をしているのかね。

● いささか以上に本書からずれてしまった。中にはいるんだろうからね,スマホで仕事の質や効率をあげている人。

● 「いつかやりたいこと」を「今からやること」に変換する,というってそれができる人は,スマホなしでもできそうな気がする。本書を読み終えても,なお,そう思う。

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